初めての妊娠した後に、「医療保険に入っておけば良かった・・・」と後悔する人も多いかもしれません。それもそのはずです。というのも、妊娠した後に、「妊娠中の生活」や「出産についての情報」を収集するようになると、意外にも「帝王切開」で出産することが多いという事実に気づきます。
そうすると必然的に、「帝王切開」で手術費用がかさんでしまうという記事を多く目にするようになり、そのための資金を数ヶ月で貯金しないといけないと考えるようになったり、今回のテーマのように異常分娩や異常分娩の保障がある保険への加入を検討するようになります。
では、妊娠中でも加入することができる保険とはどのような保険なのでしょうか?
妊娠中に入れる「医療保険」と「少額短期保険」
実は少ない妊娠中に入れる医療保険
皆さんがご存知の「医療保険」ですが、この医療保険には妊娠中に加入することができるものと加入できないものに分かれます。多くの女性向け医療保険は、「加入することができない」もしくは「加入できたとしても、異常妊娠・異常分娩は保障対象外」、「不担保期間が設定されている」などの妊娠中や出産にかかる疾患が保証されないケースがあります。
しかし、「共済」は、掛け金を抑えながら、異常妊娠・異常分娩も手厚く保障してくれるものもありますので、確認すると良いでしょう。
とは言え、妊娠以外にも手厚い保障が用意されている医療保険は多くありますが、その中でも、「異常分娩」はもちろんのこと、不妊治療も保障してくれる保険もあります。
シンプルな保障だから安い保険料で妊娠中でも加入できる少額短期保険
あまり馴染みがない人も多いかもしれませんが、少額短期保険(ミニ保険)は少額の保険料で保険期間が短い保険のことを言います。
しかも、シンプルな保障で、しっかりと異常妊娠・異常分娩まで保障してくれる保険が多いのも特徴です。保険によっては、妊娠10ヶ月まで加入することが出来る保障があったり、正常分娩でも保障してくれる保険もあるので、チェックしておくと良いです。
妊娠中に加入できる保険の3つのポイント
妊娠中に加入できる保険を選ぶ上で、いくつか重要なポイントがあります。その前に、「現在、妊娠何ヶ月か」・「妊娠・出産のどんなことに不安があるのか」をちょっと考えてみてください。その上で、重要なポイントをご紹介します。
【最初に要確認】加入できる妊娠中の時期
妊娠中のいつの時期まで加入できるのかは、保険によっても変わります。最大で妊娠10ヶ月まで加入できるものもあります。
ただし、注意が必要なのは、加入時期が妊娠10ヶ月に近づくと、保障内容が薄くなってしまうことがあったり、保障内容に制限されてしまったりすることがあります。
最大妊娠10ヶ月まで
(ただし、妊娠が経過すればするほど、保障内容が薄くなったり、制限されることがあります。)
保障内容
妊娠中に加入することができる保障内容を確認することは大事ですが、基本的には「手術給付金」と「入院給付金」、「その他の保障」となっています。
それぞれの保障内容で注意しておきたい内容を下記に記載しましたので、それぞれの保険でチェックしてもらえると良いかなと思います。
保障内容と注意しておきたい重要事項 |
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手術給付金:今回の普通分娩・異常分娩の給付が可能か否か 入院給付金:出産の際の入院における給付は可能か否か (異常分娩の入院まで可能?それとも普通・異常分娩の入院共に可能?) その他の保障:交通事故による死亡、歯周病手術やインプラント、歯周病治療の通院などを保障する場合があります。 |
保険料
もちろん保険料はチェックしておきたいですね。妊娠前に医療保険に加入した場合と比べて、保障内容の幅は狭いですが、その分全体的に保険料を抑えられているので、保障内容とセットで比較しながら、検討するのがおすすめです。
妊娠中でも加入できる保険を徹底比較
今回取り上げる保険は、「妊娠中でも加入できる保険」に限定して徹底比較します。下記の分類でおすすめ保険をご紹介します。
- 妊娠中いつでも加入できる保険
- 出産時の保障が手厚い保険
- 保険料が安い保険
妊娠中いつでも加入できるおすすめ保険
【コープ共済】 たすけあい女性コース
- 妊娠週数に関わらず加入できる
- 異常分娩やその入院でも給付金受取できる
- 年齢に関わらず安い一定な保険料
- 自分の医療保障以外の幅広い保障内容
保障内容 / コース名 | L2000円 | L3000円 | L4000円 |
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月掛金 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
入院 | 日額5,000円 | 日額7,000円 | 日額10,000円 |
女性特定病気入院 | 入院 + 日額3,000円 | 入院 + 日額3,000円 | 入院 + 日額3,000円 |
手術 | 2・4・8万円 | 3・6・12万円 | 4・8・16万円 |
病気死亡・重度障害 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
月額掛金(2,000円・3,000円・4,000円)と安い保険料で、しかも妊娠週数に関わらず加入することが出来るというのが、おすすめポイントです。また、帝王切開や出産の合併症などの女性特有の病気では、何と入院給付金に「日額3,000円」がプラスされるというお得な保障もあります。
それだけでなく、帝王切開などの手術費用も受け取れますので、「妊娠週数の制限なし、女性特有の病気への手厚い保障、安い保険料」の三拍子が揃った保険と言えます。また、女性特有の手術・入院以外にも、「長期入院保障」や「家族死亡・家族重度障害保障」、「住宅災害保障」といった自分の医療保障以外の保障も付くというのが大きなメリットです。
ただし、注意したいのは、申込日から1年以内の入院では、共済金は減額されます。また、普通分娩は対象外となりますので、こちらもご確認ください。
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ー比較して、悩んだ「妊娠週数に関わらず加入できる保険」ー
エクセルエイド
妊娠中いつでも加入することが出来る保険の候補は、もう一つありました。それが、「エクセルエイド」でした。妊娠週数に関わらず加入出来て、しかも初年度より満額給付を受けることが出来るという点では、とても魅力的な保険です。また、保障内容がシンプルなことで、保険料もかなり安く抑えることが出来ています。
しかし、シンプルな保障内容なので、死亡・重度障害保障や長期入院保障が付いていないといった「出産」の最大リスクを網羅していないという点で、おすすめ保険から外しています。
次に、出産時の保障が手厚いおすすめ保険をご紹介します!なんと、おすすめする保険は、異常分娩で「3つの保障」を受けられるかもしれません!
出産時の保障が手厚いおすすめ保険
ー比較して、悩んだ「出産時の保障が手厚い保険」ー
新ABCおかあさん保険Ⅱ
この「新ABCおかあさん保険Ⅱ」と「エブリワン」のどちらをおすすめするか正直結構悩みました。どの点で悩んだかというと・・・・
【悩んだ点】 ーエブリワンの加入メリットー ・妊娠中の加入における入院給付金 →「エブリワン」は保険対象。「新ABCおかあさん保険Ⅱ」は保険対象外。 ・加入妊娠週数制限 →「エブリワン」は21週。「新ABCおかあさん保険Ⅱ」は19週。 ・入院一時金 →「エブリワン」は50,000円。「新ABCおかあさん保険Ⅱ」はなし。 ー新ABCおかあさん保険Ⅱの加入メリットー ・月額保険料 →「エブリワン」の方が、「新ABCおかあさん保険Ⅱ」より高い。 ・死亡保険金 →「エブリワン」はなし。「新ABCおかあさん保険Ⅱ」は500,000円。 |
上の表から、「新ABCおかあさんⅡ」の「死亡保険金有り」と「保険料が安い」というのは、かなり魅力的なのですが、多く人は、加入している医療保険などで死亡保障を付けていることが多いので、「エブリワン」を選択しました。
もし、医療保険などに加入していない妊婦さんは、死亡保険金以外にも、女性ケア給付金(がんや所定の女性特有の病気での手術)や先進医療保険(上限20万円)もあるので、加入検討の余地ありです。
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妊娠中に保険の見直しに困ったら・・・
妊娠中、帝王切開になった場合のことを想定して、保険の見直しをする夫婦も多いかと思います。今回、ご紹介した少額短期保険だけでなく、出産後の子供の保障や夫婦の保険見直しは、急務となります。
早い段階から保険の見直しに取り組み、様々な保険のメリット・デメリットを把握した上で、保険加入することがポイントです。
その上で、助けになるのが、保険代理店です。保険代理店では、生命保険のほかにも損害保険や少額短期保険を取り扱うところもあります。では、どんな保険代理店に相談するのが良いかというのを下記にポイントでリストアップしてみました。
- 取り扱っている保険会社数が多い
- 取り扱っている保険の種類が多い
- MDRT保有者の在籍
- 相談場所や時間の融通が効く
その上で、おすすめな保険代理店が「ゼクシィ保険ショップ」です。MDRTも在籍しており、営業実績には申し分ないファイナンシャルプランナーが多くいます。
また、取り扱っている保険会社は23社以上と多く、生命保険から相続まで幅広い保険やお金の相談に対応してくれるいわば「お金のお医者さん」と言っても過言では有りません。
そして、全国に去年があるので、いつでも相談することが出来、相談場所・時間もフレキシブルに対応してくれるのでおすすめです。
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これから産院探しをする妊婦さんへ
これから赤ちゃんを出産するために、産院探しを始める妊婦さんに向けて、「後悔しないための産院探し」のポイントを下記で紹介しています。
産院の種類で受入条件が変わったり、産院によって出産費用が異なったりします。そんな産院を選ぶ際に知っておきたいことを、体験談を交えてご紹介しているので、参考にしてみてください。
出産前に知っておきたい、後悔しない産院の選び方最後に・・・
私たち夫婦は、保険に入っておいて本当によかったと感じています。妊娠が進み、出産が近づいてくると身体の心配とともに、「お金」の心配はついて回ります。
私たちは、妊娠中、1度だけ逆子になってしまった経験はありますが、それ以外は順調に出産まで進みました。しかし、なかなか子宮口が開かずに、「陣痛促進剤」を投与することになりました。
実は、「陣痛促進剤」を投与している時点で、「異常分娩」と判断されるということを出産後に知りました。その後、「帝王切開」となり、その手術代も保険で補償することが出来ました。
妊娠・出産は、「備えあれば憂いなし」です。妊娠中でも、加入できる保険がありますので、よく調べて加入するのも良いです。もしわからなければ、先ほどご紹介した「マネードクター」で相談するのもありだと思います。
これを見ている妊婦さんが、安心した出産を迎えられることを願っています。
[…] 妊娠中でも今すぐ加入できる出産保障が手厚い保険を徹底比較 […]
[…] また、保険商品は、種類も商品数も多いため、「どれが自分にとって最適なのか?よくわからない…」という方も多いでしょう。そのような場合は、妊活中におすすめの医療保険ランキングや妊娠中でも加入できる、出産保障が手厚い医療保険を参考してしてみてください。妊活・妊娠中に加入できる医療保険の中から、特におすすめのものをファイナンシャルプランナー(FP)が厳選して紹介しています。さらに、下記に紹介するようなサービスであれば、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに、納得いくまで何度でも無料で相談することができます。 […]