妊娠しやすい身体をつくるために「妊活サプリメント」を探し始めたけれど、種類が多く、どんなサプリメントを選べばいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。この記事では、妊活サプリメントの特長や効果と、選ぶ際のポイント、おすすめのサプリメントについて紹介します。
\ 妊活中の食事の悩みを解決!栄養士・調理師による作り置きサービス /
そもそも妊活サプリメントとは?
妊活サプリメントとは、妊娠率を高める効果が期待できる栄養素を含むサプリメントのことです。それでは具体的にどのような特長があるのでしょうか。一般的なサプリメントとの違いや、よくある疑問とその回答についてまとめました。
妊活サプリメントの特長
妊活サプリメントには、葉酸や鉄、亜鉛など複数の栄養素を配合したものも多く、市販されている単体のサプリメントをいくつも併用する必要がありません。そのため、飲みやすさや、特定の栄養素の過剰摂取の心配がないといった特長があります。
妊娠しやすい身体をつくるために摂取したい栄養素については、こちらの記事で紹介しています。
妊活は食事が大事!おすすめの栄養素とサプリメント(2024年2月更新)
また、一般的なサプリメントとは異なり、「妊娠」を意識した配合になっているため、妊活中はもちろん、妊娠中・出産後(授乳中)も安心して飲み続けることができます。
妊活サプリメントの効果と、服用開始・中止時期
妊活サプリメントを飲むことで期待できる効果は、サプリメントに含まれる栄養素によって異なります。例えば、葉酸や鉄には、子宮内膜の強化など子宮内環境をよくする効果があるので、これらが含まれるサプリメントを飲むことで、子宮内環境の改善が期待できます。
また、妊活サプリメントには、妊娠率を高める効果のほかに、赤ちゃんの正常な発育を促す効果もあります。ただし、後者について現時点で有用性が認められているのは、葉酸サプリメントだけです。
具体的には、妊娠初期(特に、妊娠4~7週の「器官形成期」)に葉酸を服用することで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症など)のリスクを減少させることが、諸外国の調査によってわかっています。一方で、多くの女性が妊娠に気づく5週目以降では、葉酸を最も必要とする時期がすでに過ぎている、ということも多いです。そのため、葉酸サプリメントについて、厚生労働省は妊活中からの服用を推奨しています。
神経管閉鎖障害の予防を目的とする服用であれば、妊娠中期以降に服用を中止してもかまいません。ただし、葉酸は、妊娠中期以降から出産後(授乳中)の健康を保つために大切な栄養素でもあるので、求める効果に合わせて、いつまで服用を継続するか決めましょう。
男性にも妊活サプリメントが必要な理由
たとえ質のいい卵子が排卵されたとしても、最終的には卵子と精子の両方に生命力がなければ、妊娠には至りません。つまり、妊娠を成立させるためには、女性と男性が一緒に、妊活に取り組むことが重要です。
特に、亜鉛は、前立腺や精巣に高濃度に含まれ、不足することで精巣に影響を及ぼすことがわかっている、妊活中の男性が積極的に摂取したい栄養素です。一方で、亜鉛の過剰摂取は貧血を起こすこともあります。妊活サプリメントなら、1日の摂取推奨量に基づいた配合になっているため、安心して服用できるでしょう。
また、葉酸を摂取することで、精子の奇形や染色体異常のリスクを低減するという報告もあり、妊娠率を高める栄養素として注目されています。
妊活サプリメントを選ぶ際の4つのポイント
それでは妊活サプリメントはどのように選んだらよいのでしょうか。男女ともに必要な栄養素として注目されている「葉酸サプリメント」に絞って、選ぶ際に大切なポイントを4つ紹介します。
1.飲みやすさ
葉酸の効果が期待できる妊娠初期は、つわりによる味覚・嗅覚の変化が起こりやすい時期。好きだった食べ物が苦手になったり、日頃なら気にしないちょっとした匂いが不快に感じられることも多いです。そのため、味覚や嗅覚が敏感になるつわりの時期でも服用できるサプリメントを選ぶことが重要です。
一口に葉酸サプリメントといっても、原料やコーティングによって味や匂いは様々です。つわりの時期でも服用を継続するには、「無味・無臭」のものを選ぶとよいでしょう。また、サプリメントの形状は、味が口全体に広がりやすい顆粒剤よりも、味を感じにくい「錠剤」がおすすめです。粒のサイズが小さく、1回に飲む粒数が少ないサプリメントであれば、より飲みやすくなるでしょう。
2.葉酸の配合量
厚生労働省は、妊活中・妊娠初期の葉酸摂取について、食事からの摂取に加えて、サプリメントや栄養補助食品から、モノグルタミン酸型の葉酸を1日400μg摂取すよう推奨しています。推奨量より少ない場合は、効果が期待できないため、葉酸の配合量は必ず確認しましょう。
サプリメントの中には、推奨量を上回る量の葉酸を配合するものもあるので、過剰摂取にならないか気にしている方も多いのではないでしょうか。厚生労働省は、サプリメントから摂取する葉酸の上限量を1日1,000μgと設定しているので、この範囲内であれば気にしなくてよいでしょう。
3.栄養素の配合バランス
実は、葉酸は単体で摂取するよりも、亜鉛やビタミンC、B6、B2、B12など、ほかの栄養素と一緒に摂取したほうが吸収率が高まるというデータがあります。「葉酸単体のサプリメントのほうが、葉酸の質が高い」というわけではないので、葉酸のほかに、葉酸の働きを助けるビタミンやミネラルが配合されているか?も確認するとよいでしょう。
また、鉄も葉酸と同じく、妊娠中に摂取したい栄養素の1つです。葉酸サプリメントの中には、葉酸に加えて、鉄を配合したものもあります。このようなサプリメントであれば、複数のサプリメントを併用する必要がなく、飲みやすさや、過剰摂取の面でも安心です。
4.アフターフォロー
サプリメント摂取後に、万が一、気分が悪くなってしまったり、アレルギー反応が出てしまったりした場合、相談できる窓口があることも大切です。
葉酸サプリメントのなかには、「エレビット」のように医療機関で取り扱いのあるものもあります。このようなサプリメントであれば、アフターフォローはもちろん、持病など、サプリメントの摂取で気になることを医療機関に相談したうえで購入することができるので安心です。
夫婦で一緒に飲むなら、「エレビット」と「メネビット」がおすすめ
最後に、3つのポイントを押さえた葉酸サプリメント「エレビット」と、同ブランドから誕生した男性用サプリメント「メネビット」を紹介します。実際に、私も妊活中から妊娠中、出産後(授乳中)までエレビットを服用しています。
産婦人科医推奨No.1*の葉酸マルチサプリ「エレビット」
エレビットは、製薬会社のバイエル薬品が開発した葉酸マルチビタミンサプリ(葉酸やビタミンなどを含むサプリメント)。健康食品の品質基準はもちろん、さらに厳しい医薬品の品質基準と同じ基準のもと、日本国内で開発・製造されています。
1日3粒で葉酸800μgをはじめ、鉄や亜鉛、ビタミンC、B6、B2、B12など合計18種類のビタミン・ミネラルが摂取できます。また、つわりのときも負担なく摂取できるように、無味・無臭で小粒の錠剤になっています。
エレビットは、全国の約3,000以上の医療機関で取り扱いがあるほか、オンラインショップでも購入することができます。
*2019年10月 (株)カンター・ジャパン調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療科、不妊治療科194名
男性の妊活を支える「メネビット」
メネビットは、産婦人科医推奨No.1のエレビットから誕生した男性用サプリメント。エレビットと同じく、製薬会社ならではの厳しい品質基準を設けて生産しています。
1日3粒で亜鉛やビタミンE、葉酸など合計9種類のビタミン・ミネラルが摂取できます。特に、ビタミンEの抗酸化作用は、精子の質によい影響を与えるといわれています。一方で、ビタミンEは、体内での合成がほとんどできないので、食事やサプリメントで摂取するとよいでしょう。
メネビットは、医療機関やドラッグストアでの取り扱いはなく、購入できるのはオンラインショップだけ(2021年3月時点)。オンラインショップなら、お得なペア購入(エレビット+メネビット)も可能です。
\ 妊娠~授乳期に大切と言われるビタミンEなどの栄養成分がたっぶり! /