・新型コロナウイルスの感染&重症化リスクの遺伝的な傾向を知りたい
・生命保険の加入を検討していて、どんな保障を付ければよいか悩んでいる
・将来罹るかもしれない疾病リスクを事前に知って、予防に生かしたい
・自分の体質を知って、効果的にダイエットを成功させたい
・脱毛する遺伝的なリスクがあるのか知りたい
・頭痛薬を服用した後に、胃腸の不調を感じる人 など
コロナ禍になり、ますます多くの人が精神的なストレスを抱えて生活しています。このストレスは、多くの病気を引き起こすことは、数々の研究から明らかになってきており、そのため人は、常に病気のリスクと隣り合わせで生きています。
そこで今回は、将来の疾病リスクを遺伝的な観点から教えてくれる「ジェノプラン(Genoplan)」の遺伝子検査をご紹介します。
このジェノプランの遺伝子検査を受けて、本当によかったと思うのは、「新型コロナウイルス感染リスク」と「新型コロナウイルス重症化リスク」についても、リスクを数値的に教えてくれたことです。そんなジェノプランの遺伝子検査のおすすめポイントをまとめてみました。
・日常生活で感じる「頭痛」や「花粉症などのアレルギー体質」がわかる
・「新型コロナウイルス」や「おたふく風邪」、「デング熱」などの感染症リスクがわかる
・「新型コロナウイルスの感染リスク」や「重症化リスク」が数値でわかる
・「うつ病」や「双極性障害」、「ADHD」などのメンタルヘルスについてのリスクがわかる
ジェノプランの遺伝子検査を選んだ理由
ジェノプランの遺伝子検査を選んだ理由は2つです。それは、「低価格」と「検査項目数」です。
ジェノプラン | GeneLife Genesis2.0 | ジーンクエストALL | ユーグレナ・マイヘルス |
---|---|---|---|
13,000円 | 20,000円 | 26,819円 | 21,780円 |
460項目以上 | 360項目以上 | 300項目程度 | 320項目以上 |
上記の表で示しましたが、遺伝子検査のメインどころの3社に比べて、低価格でしかも、検査項目数が最多ということで、ジェノプランに決めました。
ただし、公式サイトから遺伝子検査キットを購入すると、32,780円(税込)ですので、Amazonで購入することがおすすめです。
「安すぎない?本当に正規品なの?」と思うからもしれませんが、販売委託会社からの販売なので、定価よりも格安で販売されているだけで、検査結果もアプリでの結果閲覧も、特に問題なく出来ます。
検査キット購入から検査までの流れ
検査キット購入から検査結果の閲覧までに、約2週間程度でした。下記に、私が検査キットを購入してから、検査結果を閲覧するまでに具体的な日時を記載しながら、ご紹介します。
【購入日:5月30日】
Amazonや公式サイトから購入。
【発送日:6月4日】
購入から5日で発送。
【到着日:6月5日】
クロネコヤマトの宅急便で到着。
【検体採取&製品登録日:6月6日】
アプリもしくはサイトで認証キーを登録。
検体採取後、返送用封筒に入れ、郵送します。
【検体到着日:6月14日】
発送した6月6日から5営業日で、検体到着の通知。
【検査完了日:6月19日】
検査完了通知。アンケートに回答後、レポートが閲覧可能になります。
購入から結果閲覧まで:15日
STEP.1 遺伝子検査キット購入【購入日:5月30日】
現在、ジェノプランの遺伝子検査キットは下記のサイトで購入可能です。
【ジェノプラン取扱サイト】
・Amazon ← 価格を抑えで購入におすすめ
・Yahoo!ショッピング ← Yahooカード&PayPay連携利用で、Tポイント&PayPayポイントが獲得
・公式サイト
Amazonの価格は、時期によってかなり変動が大きいのも事実です。ですので、Amazonでの商品価格の推移を教えてくれる「keepa」を利用するのがおすすめです。下記のグラフが、Keepaで調べたジェノプランの価格推移グラフです。
また、Yahoo!ショッピングは、Amazonよりやや高い値段の印象ですが、その分以上に、YahooカードとPayPay連携で、TポイントとPayPayポイントが大量獲得できます。
STEP.2 検体採取&返送
ー検査キット到着から会員登録まで【到着日:6月5日、登録日:6日】ー
遺伝子検査キットはこんな感じで到着します↓
今回は、私と奥様の2人分の検査キットを購入しました。箱は結構固めの作りになっているので、潰れることなく無事に到着しました。到着早速、唾液採取器セットを確認してみました↓
ジェノプランの検査キットに同封されているのは、下記の通りです。
取り扱い説明書(1部)、唾液採取器セット(1部)、返送用封筒(1部)
中身を確認したら、次は、唾液採取器に認証コードが記載されているので、そのコードをアプリもしくはジェノプランのサービスサイトに登録を行います。
そのため、サービスサイトでGooleアカウントで会員登録するとアプリ上で閲覧することが出来なくなるので、メールアドレスで正規登録することをおすすめします。
(実体験)サービスサイトで、Googleアカウントを使って会員登録したため、アプリで簡単にレポート閲覧が出来なくて、不便です・・・涙
ー検体採取〜返送【採取・返送日:6月6日】ー
注意したいことからお話しすると、「唾液採取の30分前から歯磨き・喫煙・飲食物の摂取」は控えるようにしましょう。
そしていよいよ検体採取ですが、所要時間は「およそ2分程度」です。下記の唾液採取器に、チューブの線まで入れるようにします。
写真の唾液採取器の右側に赤い線が引かれていますが、この線まで唾液を入れます。その後、チューブに同封されていた保存液を入れて、返送用封筒で返信します。
STEP.3 検体到着【検体到着日:6月14日】
検体発送から到着まで、約1週間程度かかりました。検体到着のお知らせは、「(電話番号宛ての)メッセンジャー」と「メール」で届きます。
メールには、検体到着から10営業日以内でレポート閲覧できるようです。(実際は、もっと早かったですが・・・)
STEP.4 検査完了・レポート閲覧開始【完了日:6月19日】
検査完了・レポート閲覧開始は、検体到着から5日後でした。「検査完了通知を受け取ったら、早速レポート閲覧!」と行きたいところですが、アンケートに回答しないと閲覧が出来ません。
なお、アンケート回答は、所要時間2〜3分程度で完了します。アンケート内容は、人種や出身などを入力するだけなので、悩まずに回答することができると思います。
遺伝子検査のレポート内容と活用方法
レポート閲覧の方法
レポート閲覧は、「ジェノプランサービスサイト」と「アプリ」です。ジェノプランサービスサイトで、PDFでダウンロードすることが可能です。
なので、面倒臭がらずに、メールアドレスで正式な会員登録するのをおすすめします。
検査項目
検査項目は、「がん」・「一般疾患」・「体質」の3つのカテゴリーに分類され、460項目以上にわたります。その項目数は、男女によって違いがあります。
項目 | 男 性 | 女 性 |
---|---|---|
が ん | 26項目 | 27項目 |
一 般 疾 患 | 180項目 | 195項目 |
体 質 | 266項目 | 260項目 |
合 計 | 472項目 | 482項目 |
ー特に参考・注目した検査項目と活用方法ー
1.がんの発症リスク
がん家系だったので、がんの発症リスク個人的に気になっていました。男性だとがんの発症リスクが26箇所ごとに表示されます。
具体的には、がんの発症リスクの要因を「遺伝的要因」と「環境的要因」で示した「総合発症リスク(図A)」と80歳までにがんを発症するリスク「がん発症の可能性(図B)」、そして年齢別での発症リスクをグラフ化した「年代別がん発症予測グラフ(図C)」で詳細に発症リスクを説明してくれます。
アンケートで、喫煙や飲酒歴などを詳細に入力すると「環境的要因」に大きく影響を与えるようです。
80歳までに発症するがんのリスクを数値化されたものです。同年齢の日本人発症率と比較することもできるので、健康意識を高めるバロメーターとしても良いのではないかと思います。
がんのリスクを見て実際に始めてよかったこと
あくまでも予測という前提ではありますが、各がんのグラフをみて、現役時代と60代以降のそれぞれの生活を考えていかないといけないと感じるようになりました。
というのも、がん家系ということもあり、遺伝的要因での発症リスクが高い傾向にあったので、なるべく現役時代は食事管理や生活スタイルに気をつけて、余計な環境的要因での発症リスクを上げないようにしようという意識が高まりました。
ーOisixのおかげで健康的な食事が摂れるようになったー
・仕事帰りにスーパーやコンビニのお惣菜が、「脂っこい」食事ばかりになりがち
・バランスよい食生活を心がけたい
・夕食の献立を考えるのが面倒くさい
そこで、実際に注文しているのが、「Oisix」です。
Oisixは、平日夕食で決まっています。仕事が終わって、ストレスや疲れが溜まっているので、どうしてもジャンキーな「油っこい食べ物」をコンビニやスーパーで買ってしまいますが、Oisixは管理栄養士監修で、バランスよく野菜もたっぷり使ったレシピの食事になっているので、翌日も体が軽くて助かります。
そしてなんと言っても、僕がOisixを食べるようになってよかったのが、「平日にお酒を飲まなくなった」ことです。というのも、食事の内容が食物繊維がしっかり摂れるので、満足感がとても得られるんです。また、油っこい食事やお酒のつまみになるような食事が少ないということもあって、徐々に平日はお酒を飲まなくなりました。
- 翌日の身体が軽くなった
- 快便になった
- 酒のつまみになるような食事が少ないので、平日にお酒を飲まなくなった
- 何より、奥様のお料理の負担が少なくなった
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ーがんの発症リスクがわかったことで「保険の見直し」に活用ー
また、がんの発症リスクが高いと感じたので、保険の見直しは急務と考えるようになり、加入している保険の保障を見直すようにしました。加入している保険を見直すのであれば、相談は「保険マンモス」がおすすめです。
これまであまり保険に馴染みがなかった人も、わかりやすいイラストでの説明が豊富なので、保険についてのイロハが簡単に理解できます。また、満足度も高く、驚異の96%ということで、相談者の納得度も非常に高いのは安心です。
下記の記事で、保険の見直しのイロハを書いています。特に、子育て世帯にお勧めの保険もご紹介していますので、チェックしてみてください。
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2.新型コロナウイルス感染リスク&重症化リスク
私が、検査を受けた際に、項目としてなかったように思うのですが、参考文献での信頼度は50点と他の遺伝子検査項目に比べて低いですが、現在、新型コロナウイルス感染リスク&重症化リスクの項目が設けられています。
▼下記が新型コロナウイルス感染&重症化リスクの詳細ページ
この項目があったことで、少し気持ち的に安心したなあと感じます。もちろん、手洗い・うがい薬でのうがい・マスク着用・アルコール消毒などの感染対策は今後も十分に行いますが、感染にドキドキしていたので、その気持ちは少し軽くなりました。
3.肥満体質・ダイエット効果
遺伝子検査と言ったら、肥満体質やどんな方法がダイエット効果としてあるのかがわかるということを思い浮かべる人も多いかもしれません。安心してください!肥満体質もダイエット効果もしっかりと分析されていますよ!
具体的な項目は下記の通りです。
この項目で、納得しているのが、「カロリー制限による体重減少効果」と「リバウンド」です。
というのも、4年前に高タンパク質ダイエット(糖質制限含む)にチャレンジして、3ヶ月で18.6kgの減量に成功し、その後もリバウンドしていません。では、検査結果はどうだったかというと、この二つの項目(下の図を参照)は、共に良い指標を示していました。
しかし、学生時代から疲れたり、ストレスを感じると過食気味になっていたこともあって、遺伝子検査をしていない当時も、過食には気をつけていました。そして、遺伝子検査では、「過食症」のリスクが高いと出ていたので、納得です。
この結果から、ダイエットを効果的に行いたいのであれば、視覚的に理解することができる「遺伝子検査」は事前に受けておいた方が良いと感じます。
「どんな方法でダイエットを行えば良いか」ということや「ダイエットの妨げになる要素は何か」を知っておくことで、ダイエットの失敗を回避することができるようになります。
今は、この遺伝子検査で「ウエストヒップ比(腹部肥満になるリスク)」が高いことが明らかになったので、あまりお腹を引っ込めることを意識し過ぎずに、適度な運動とバランスの取れた食事を心掛けることだけに意識するようになりました。
ダイエットや体幹トレーニング頑張ったんだけどな・・・。
ージェノプランの遺伝子解析を活用したダイエット法ー
ジェノプランの遺伝子解析は、ダイエットプログラムで有名な「ライザップ」でも活用され始めています。2020年から、遺伝子解析から肥満リスクを測定し、より効果的なダイエットを実現するジェノプランと神奈川県立がんセンターとの共同研究が始められています。
どうやら、2021年内には、遺伝子解析を使った肥満リスクスコアを算出した効果的なダイエットプログラムをサービスインするようです。
このように、ライザップでは、各大学との共同研究で、より効果的なダイエットプログラムやサプリメントを開発などにつなげています。
口コミでは、減量や体脂肪率の低下はもちろんのこと、血糖値が下がったなどの健康面でも効果が出ているので、健康的にダイエットしたい人には、おすすめです!
4.薬物反応
これまで、「薬物反応」なんて考えたこともなかったのですが、日常生活の行動と意外に関係していることもわかったので、この項目は下記のことで悩んでいる人は要チェックです。
・1日に1〜2箱のタバコを吸ってしまう
・コーヒーを飲み過ぎてしまう
・頭痛薬を服用後に、お腹が張るなどの胃腸の調子が悪くなる など
ーアルコール依存度についてー
ジェノプランの遺伝子検査の項目に、「アルコール依存度(飲み過ぎてしまう)」についてのリスクも表示されています。これまでの飲酒経験から、ついつい飲み過ぎてしまうことが多く、夜中にトイレに籠って吐き続けるということが多々ありました。
では、実際検査の結果どうだったかというと、「アルコール依存度」が高いという結果でした。内心では、「やっぱりな」という感じでした。というのも、父が非常にお酒を飲み過ぎてしまう人だったので。
そして、実はもう一つアルコールについて知りたかったことも知ることができました。それは、「アルコール代謝」が悪いということでした。というのも、以前からお酒を飲み過ぎてしまうと、「アルコール頭痛」に悩まされていたからです。
今回の検査では、「代謝力・調節力」という分類の中に、「アルコール代謝」という項目があります。その項目では、「アルコール代謝:悪い」という結果が出て、「アルコール頭痛」に悩んでいた理由が納得しました。
実は、以前、ハーセリーズの『アルコール感受性遺伝子分析キット』 を受検していたのですが、アルコール代謝が良いという判定が出て、しっくりきていなかったので、余計「ああやっぱり」ってなりました。
ーニコチン依存度についてー
10年ほど前まで、実は、ヘビースモーカーで、一日に1箱のタバコを吸っていました…。知らぬ間に、1〜2箱吸ってしまっているということもザラにありました。
そんなタバコを吸い過ぎてしまう傾向かどうかもこの検査では知ることができます。ちなみに、私は、ニコチン依存度が高く、タバコを吸い過ぎてしまうとの結果が・・・。
また、以前、喫煙をしていた時、タバコを吸いすぎると「頭痛」に悩まされていました。それも、この検査の「ニコチン代謝」で「代謝が悪い」という結果が出たことで、代謝が悪かったために頭痛が起こっていたんだなと理解することができました。
タバコでの頭痛に悩んでいた時に、「ニコチン」が代謝できずに、その影響で血管の拡張収縮で頭痛が起こることを知っていたので、その知識と遺伝子検査が結果が繋がったことも大きな納得が得られたことにつながっているのかなと思います。
ー頭痛薬の副作用ー
幼少期から頭痛になるたびに、「頭痛薬(イブやロキソニンなど)」を服用していました。そのたびに、お腹が張る(ガスが溜まる)のが悩みでした。
そんな頭痛薬(特に、NSAIDsやアセトアミノフェン)の副作用の遺伝的な傾向についても、検査されています。
上記が結果です。
私が服用している「イブクイック頭痛薬DX」は、酸化マグネシウムが配合されていて、胃には優しい作りになっているので、購入しています。しかし、お腹の張り(ガスが溜まる)のに悩んでいたのは、その副作用の可能性があるのかなと知ることができました。
その結果、整腸剤を一緒に服用して、腸をケアするようにしています。ちなみに、以前は、「ビオフェルミン」を服用していたのですが、体質が変わったのか、ビオフェルミンの効果をあまり感じなくなり、「宮入菌」が入っているくらしリズム「ミヤフローラEX」に変えて、腸の調子が良くなりました。特に、頭痛薬を服用したあとのお腹の張りはほとんど感じなくなりました。(あくまでも個人的な感想です)
ちなみに、頭痛についての検査項目もあるので、合わせてチェックするのがおすすめです。(やはり、「偏頭痛」の発症リスクも高かったです・・・)
ジェノプラン遺伝子検査を受検した総合評価
結論から言うと、「受検して良かった」です。購入して、検体を返送してから、レポート閲覧までに2週間程度というのは、なかなか早いなあという実感です。
また、検査項目も、他の遺伝子検査が360項目程度に対して、ジェノプランの検査項目数は460項目を超えるという点も良かったです。そして、その内容も、自分の実生活と非常にリンクしていたり、自分が悩んでいる通りの結果が出たりと納得感も非常に高かったです。
強いてもう一歩という点を挙げるとすると、「Googleアカウント」での会員登録では、現状、アプリでのレポート閲覧ができないという点です。ただ、PCもしくはスマホのブラウザで見ることができるので、問題はないのですが・・・
とはいえ、十分に自分の遺伝子を知ることができたので、やって良かったのは間違いないです。