節約だけじゃない?引越しで稼げる驚きテクニック

最大限に費用を安く抑える賢い家族の引越し術

引越しにかかる料金の主な費用は、「引越し代」です。今回は、家族で引越す時に知っておいた方が良い引越し節約術をご紹介します。

なお、私自身が学生時代に引越しのバイトをめちゃくちゃやっていた経験と自分が実際に引越しを頼むようになった実体験を元に書かせてもらっています。

引越し代をお得にする知識&テクニック

引越し代を決める費用は、「引越し時期」と「移動距離」「荷物量」そして「引越し業者」があります。なるべく、それぞれの費用を掛けないようにするポイント&テクニックをご紹介します!

引越し時期

引越し代を決める重要な要素が「引越し時期」です。この引越し時期によって、ハイシーズン(繁忙期)とローシーズン(閑散期)の差が、倍近く変わることもありますので、引越しするタイミングは慎重に決めるようにしましょう。

【引越しを避けたい時期】
2月末〜4月頃:新生活が始める時期ということもあり、どの引越し業者も費用がかかってしまいます。出来れば、この時期は避けるようにしましょう。
(例)4人家族平均費用:130,000円 [引越し侍]、156,449円 [SUUMO引越し]、 199,461円 [LIFULL引越し]

【引越しにおすすめな時期】
12〜1月頃:この時期の半分近くは、不動産業者の動きも止まってしまうため、引越し業者も閑散期中の閑散期といった具合で、最も最安値で引越しできる時期と言えます。
(例)4人家族平均費用:80,000円 [引越し侍]、116,447円 [SUUMO引越し]、 127,597円 [LIFULL引越し]

【ちょっと耳より情報】
6〜7月の梅雨の時期での引越しもあまりおすすめ出来ません。というのも、引越しの際、家財が湿気っぽくなってしまい、カビの温床になってしまいかねないからです。実際に、梅雨の時期の湿気トラブルによるクレームも多いようです。

(平均費用の参考は、「引越し侍」・「SUUMO引越し」・「LIFULL引越し」から拝借しています。)

移動距離

移動距離が原則として、「遠ければ遠いほど費用がかかる」と考えてください。

荷物量

こちらももちろんですが、荷物量が少ないと費用は抑えられます。実際、生活していると思った以上に、物が増えてしまっていて、引越しの時に困ることもあります。そんな時に、荷物を減らすのにおすすめなサービスをご紹介します。

販売・買取でお金をゲットしながら、荷物も減らせるサービス

1. 【小物・衣類系】メルカリ

【メルカリに出品するおすすめ商品】
・小物(アクセサリーなど)
・衣類・靴
・スポーツ用品
→なるべく、「購入時期・場所」や「当時の値段」、「サイズ」、「出品理由」は記載するようにすると販売出来る可能性が高まります。

フリマサービスと言えば、「メルカリ」ということで、メルカリアプリを使用して、使っていなかった「サーフィン用ウェットスーツ」を販売しました。

出品してから、「いいね!・閲覧履歴」というページを確認すると、「閲覧数」と「いいね!」数を確認することが出来ます。「閲覧数」や「いいね!」が伸び悩んでいる場合は、何度もページの編集が出来ますので、情報を追加していくことをおすすめします。

個人的な分析ですが、「閲覧数」がグングン伸びていく商品だと、そのあと、「いいね!」がつくようになり、「コメント」で商品についての質問が投稿されるようになります。

価格交渉してくるユーザーも結構いますので、注意が必要です。特に価格交渉を飲んでも良いという人であれば問題ないと思いますが、なるべく提示した価格での販売を希望するなら、しっかりとその旨を伝えるようにしましょう。

2. 【書籍】ブックサプライ

【ブックサプライに出品するおすすめ商品】
・書籍(文庫)
・CD・DVD
・ゲーム本体・ゲームソフト

ネットで簡単に「お試し査定」することが出来て、すぐに概算の買取金額がわかります。バーコードナンバーを打ち込んで、商品の状態を「新品・非常に良い・良い・可」で選ぶだけなので、10秒もあれば、完了です!

お試し査定で売りたい商品を選んだら、ネットで簡単買取の申込を済ませて、宅配会社に買取依頼したい書籍や文庫、CDなどを箱詰めした段ボールを送ります。

査定から2営業日以内で、買取金額が振込みされるので、転勤などの急な引越しの時の費用を軽減する時にも良いです。しかも、初回の取引の場合は、無料で段ボールがプレゼントされるので、手軽に始められます。

注意
箱に買取希望の商品を一気に詰める&送るだけなので、引越しの荷物を減らすのにはおすすめですが、高価買取をご希望の方には、あまりおすすめしませんのでご注意を!

\▼段ボールに詰めて送るだけの簡単買取サービス/

楽チンに処分出来るサービス

1. 【家電製品】リネットジャパン小型家電宅配リサイクル回収

回収料金:1,500円 / 1箱(縦・横・高さの合計が140cm以下、重さは20キロ以内)

【処分できる家電製品】
・パソコン・スマホ・タブレット(オプションでデータ消去サービスあり ※データ消去証明書発行可能)
・モニター
・マウス・キーボードなど
・プリンター
・エレキギターなど

パソコン・携帯電話・ビデオ・オーディオ・キッチン家電・生活家電などの400品目以上が対象となります。

筆者は、これまでデータ消去プログラムを開発する会社の役員を勤めたことがありますが、パソコンやスマホ、タブレットなどのデータ消去サービスで非常に定評のある「リネットジャパン」です。また、当企業は、環境省・経済産業省から認定を受けた「小型家電リサイクル法」の認定業者でもありますので、安心して回収がお願い出来ます。

実はこのサービスは、ヨドバシカメラでも採用されているのですが、「料金:1,950円(税込)(縦・横・高さの合計が160cm以下、重さは30キロ以内)」 とややお高めです。

特に、どこかに持っていく必要はなく、宅配便が指定日に自宅まで回収しに来てくれます。最短、翌日回収なのもおすすめポイントです。(全国での宅配回収が可能なサービスはリネットジャパンだけです。

家電が壊れていようが、古かろうが、規程の箱のサイズに入るのであれば、何点詰めても1箱分の料金で回収してくれます。

\▼【国が唯一認定】不用なPC/小型家電宅配便回収のリネットジャパン。

2. 【家財】地方自治体の粗大ゴミ処理

地方自治体の粗大ゴミの回収には、「持ち込み」と「回収」があります。「持ち込み」だと、家財道具によっては、無料で処分してくれることもあります。また、「回収」はWebにて、粗大ゴミの処分を申込します。その際、処分する品目と回収日時を選択します。

3. 【大量の粗大ゴミ】エコノバ

エコノバは、各地域の大量の粗大ゴミの回収を行う業者に一括見積もりを行えるサービスです。価格の比較が一括に最大5業者まで問合せ出来るのがおすすめポイント。

引越しでの粗大ゴミの処分から遺品整理までを取り扱ってくれるので、幅広いユーザーから支持を得ています。大量の粗大ゴミや処分したいものがある場合は、一度、エコノバで一括見積もりをしてみるのがおすすめです!

\▼不用品回収業者を探すなら!【エコノバ】

引越し業者

引越し業者を選ぶポイントには、主に5つあります。

引越し業者を選ぶポイント
  1. 料金
  2. ハンガーラック&シューズケース
  3. 無償段ボールの個数
  4. 家財の保証

1.引越し料金

大手の「サカイ引越しセンター」や「アート引越しセンター」、「アリさんマークの引越し社」などは、見積もりに大きな差はありませんが、中小の引越し会社だと非常に安い会社もあります。

その場合、注意したいのが、「口コミ情報」の確認です。価格ももちろん大事なのですが、いかに安くてもサービスの品質が悪いと、新居に傷が付いてしまうなどのトラブルにも繋がりかねません。それを防ぐためにも、引っ越しの口コミ情報はしっかりと確認しておくことをおすすめします。

口コミ情報でまとまっているのが「引越し侍」ですので、是非チェックしてみてください。

2.ハンガーボックス&シューズボックス

ハンガーボックスとシューズボックスは、「オプションで付ける場合」と「無料で付いてくる場合」に分かれます。大手の引っ越し業者の場合、ハンガーボックスで1〜2箱(20〜50着程度の収納が可能)、シューズボックスで十数足分程度のボックスが無償で付いてくることが多いです。

ちなみに、2021年1月現在、筆者が引っ越し依頼した「アート引越しセンター」は、ハンガーボックス2箱とシューズボックス1ケース(10足分程度)が無償レンタルでした。また、中小の引越し業者の場合、引越しの基本料金は安いのですが、ハンガーボックスが無償で付いている訳ではなく、オプションとして付けることが多いので、注意が必要です。

注意
大手引越し業者は、無償でハンガーボックスを付けてくれることが多いが、中小の引越し業者はオプションで付けることがある。

3.無償段ボールの個数

無償段ボールは、業者によって変わりますが、大手の引越し業者は20箱程度が無償で付いてくるような感じです。なお、筆者がお願いしたアート引越しセンターは、営業担当が来訪された数日後に、現場担当が段ボールを持ってくるというような流れでした。

私たちの場合、営業担当との面談が終わった2日後に段ボールを届けに来ました。ただ、引越し作業終了後での配送なので、時間が夜遅く(うちの場合は、午後9時を回っていました)になることもあります。

4.家財の保証

引越し中に、家財への損害が生じた場合の保証は各企業によって違うようですが、基本的には、どの業者も「損害を生じないように慎重に取り扱う」ということでした。

それでは、保証にならないということで、一部の引越し業者から提案を受けたのが「引越荷物運送保険」というものがあります。主に、損害保険ジャパン株式会社と東京海上日動火災保険株式会社の保険商品を取り扱っていることが多く、プランによっては、お支払いの限度額が2,000万円までとなっているものもあります。

ただし、あくまでも引越し家財や荷物に対しての保険ですので、それ以外は対象外となります。

手軽に一括見積もりが出来るおすすめサービス

引越し業者を手軽に一括見積もりが出来るおすすめサービスが「LIFULL引越し」と「引越し侍」です。「LIFULL引越し」は、キャッシュバックや高い割引率などで、安く引越し費用を抑えたいという人におすすめです。また、「引越し侍」は、提携する引越し業者が、260社以上あるので、選択肢が豊富で、自分の求める引越しに合わせてくれる業者を見つけやすいです。

引越し価格の交渉術

さて、最後に非常に重要な「価格交渉」について、ご紹介します。まず結論から言うと、引越し価格は交渉が余裕で出来ます。ただし、繁忙期の引越しはかなり難しいですが・・・。価格交渉が可能な金額はおおよそ下記の通りです。

価格交渉が可能な値幅
最大3〜4万円程度

何人家族での引越しなのかにもよりますが、繁忙期を除けば、最大でも2〜3万円程度の値引き交渉は可能です。実際は、2人家族でアート引越しセンターにお願いした際には、2万円はその場で値引きしてもらえました。

色々な引越し業者にヒアリングをしたところ、平均1〜2万円程度の値引き交渉権は営業担当者が持っているようです。ただ、それ以上の値引き交渉となると、上席に電話で何度も確認しながらとなります。

万が一、思うような交渉が出来ないようであれば、「一度ご帰宅いただいて、考えさせてください」とすると、もう一度上席に掛け合ってくれて、渋々かもしれませんが、合意してくれることもありますので、最後の切り札として、「ご帰宅いただく」流れを作るのはありかなと思います。(実際、これまでに何度もそれで成功しています。)

賢く安い引越しを実現するポイント

  1. 引越し時期は、繁忙期の2〜3月は外しましょう
  2. 荷物は、フリマや買取サービスで売るか、もしくは処分するなどして少なくしましょう
  3. 引越し業者は、「口コミ」をチェックして、見積もり一括サービス(キャッシュバックや割引が多い「LIFULL引越し」がおすすめ)を利用するのがおすすめ
  4. 引越しの価格交渉は、1〜2万円程度なら可能。それ以上の場合は、上席の判断を仰ぐことが多いが、「帰宅を促す」流れに持っていくと合意に至るケースも。12〜1月の閑散期であればあるほど、実現しやすい


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