忙しい毎日の中で、「仕事や育児に追われて、家事がストレスになってしまっている…」「もっと子どもとの時間を大切にしたい…」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。毎日の家事は、家族の暮らしを整えるために欠かせませんが、限られた時間の中ですべてを完璧にこなすのは難しいもの。この記事では、家事の時短につながる3つの方法と、家事の種類ごとの時短アイデア、おすすめのアイテムやサービスについて、自分自身の経験を踏まえて紹介します。
家事の時短につながる3つの方法
一口に家事の時短といっても、のちほど紹介するように方法は様々です。また、話題のアイデアや人気のある商品だからといって、自分たちの生活に合うとは限りません。そのため、「家事がどれだけ楽になるか?」だけでなく、「自分たちの生活に無理なく取り入れることができるかどうか?」も重要です。
自分たちの生活に合うかどうか?は、実際に試してみないとわからないので、リスクの少ないもの(お金や手間がかからないもの)から少しずつ始めてみるのがおすすめです。下記に、実際に試してみて時短効果のあった方法を3つ、リスクの少ない順に紹介するので、気になるものがあれば試してみてください。
家事の種類ごとの時短アイデア、おすすめのアイテムやサービスについては、「掃除の時短アイデア」以降で紹介しています。
1.よく使うものは、使いやすい位置に配置する
手軽に取り入れることができ、時短効果も高い方法としておすすめしたいのが、家事で使う道具を使いやすい位置に配置することです。例えば、掃除道具や調味料など毎日使う道具は、「出し入れしやすい場所に収納」もしくは「出しっ放し収納」に変えてみるとよいでしょう。
一般的に、掃除道具の収納については、「できるだけ人目につかない場所に収納したい」と考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、人目につきにくい場所というのは、取り出しにくい場所でもあります。
あまりにも取り出しにくい場所に収納していると、掃除を始める前に面倒になってしまうため、掃除道具は手を伸ばせばすぐに届くような場所に収納するのがおすすめです。
また、「調味料は、キッチンの引き出しに入れている」という方も多いかもしれません。しかし、調味料を使うたびに、引き出しを開けて調味料を取り出し、使い終わったらまた引き出しに収納するのでは、効率が悪くなってしまいます。
例えば、煮物1品を作るだけでも5種類ほどの調味料が必要になります。調味料をキッチンの引き出しから出し入れするアクションをなくすだけでも、調理の時間はぐっと短くなります。
2.必要な道具は、あえてたくさん持つ
掃除道具など色々な場所で使うものについては、出し入れしやすい場所への収納と合わせて、使う部屋ごとに配置するのがおすすめです。例えば、一戸建ての場合、1階と2階に掃除機を置くことで、わざわざ重たい掃除機を取りに行ったり、戻したりというアクションがなくなります。
「掃除機を2台持つのは難しい…」という場合は、フロアワイパーを1階と2階に置き、掃除機を取りに行くのが面倒なときは、フロアワイパーで掃除するのもよいでしょう。毎日、掃除機をかけなくても、ホコリや汚れに気が付いたらすぐにフロアワイパーなどで掃除するだけでも、綺麗な状態をキープすることができます。
掃除道具のほかにも、ハサミやシャチハタ、計量スプーンなどは多めに持っていると便利です。計量スプーンは、色々な場所で使う道具ではありませんが、多めに持っていると、液体の後に粉ものを計るときに洗う必要がなくなるので便利です。
3.便利なアイテムやサービスを取り入れる
スイッチを押すだけで掃除や料理などの家事を自動でしてくれる「ほったらかし家電」をはじめ、家事を楽にする便利なアイテムやサービスを取り入れることもおすすめです。
ただし、人気のある商品だからといって、自分たちの生活に合うとは限りません。商品を購入する際は、お店で実際の商品を見たり、インターネットに載っている説明や口コミなどを参考にしながら、「使い勝手」や「収納場所」、「実用性」などについて検討するようにしましょう。
また、「デザイン」も重要なポイントです。部屋になじむデザインのものを選べば、出しっ放し収納でも散らかった印象を与えず、逆におしゃれな空間に。毎日使いたくなるお気に入りのアイテムに囲まれることで、家事はもちろん、日々の暮らしも楽しくなります。
食事宅配などのサービスについては、初回限定割引や通常よりお得に購入できるお試しセットなどを用意しているものもあるため、積極的に活用して、自分たちの生活に無理なく取り入れることができるサービスかどうか?を検討しましょう。
おすすめのアイテムやサービスについては、「家事の種類ごとの時短アイデア」の各項目で紹介しています。
■家事の種類ごとの時短アイデア
・掃除の時短アイデア
・洗濯の時短アイデア
・料理の時短アイデア
・買い物の時短アイデア
・そのほかの時短アイデア
掃除の時短アイデア
汚れは時間が経つほどに落ちづらくなるため、後回しにすればするほど、掃除にかかる時間や労力が増えてしまいます。掃除の手間を省くなら、汚れない仕組みをつくる「予防掃除」と、汚れを溜め込まない「ついで掃除」がおすすめです。
キッチンの油汚れは、「予防掃除」で対策
放っておくとすぐに汚れてしまうキッチン。特に、油汚れは、時間が経つほどに汚れが落ちづらくなるため、汚れない仕組みをつくることが重要です。
油はねを予防するには、油はねガードを使うとよいでしょう。コンロの周りを囲うようにして使うものと、フライパンや鍋の上に蓋のようにかぶせて使うものがありますが、おすすめは前者です。後者の場合は、油のついた洗い物が増えてしまうため、逆に家事の手間が増えてしまいます。
また、使っていない五徳がある場合は、外してキッチンの下に収納しておくのも効果的です。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■tower 伸縮レンジガード | YAMAZAKI(山崎実業)
キッチンのサイズに合わせて伸縮でき、調理中の油はねや拭きこぼれをしっかりガードします。片側のサイドパネルを半分に折りたためるため、「左右が囲まれたままだと調理がしにくい…」という方も安心。また、サイドパネルは付属のフックや別売りの収納ツールを取り付けて収納スペースとしても活用できます。
■tower 棚付き伸縮排気口カバー | YAMAZAKI(山崎実業)
調理中に飛び散る油や調理くずなどの汚れから排気口をしっかりガード。スパイスや調味料などが置けるようになっているため、排気口上を有効活用できます。
■tower 奥行ワイド棚付き伸縮排気口カバー | YAMAZAKI(山崎実業)
スパイスや調味料はもちろん、鍋やフライパンも置ける、奥行がワイドな排気口カバー。
ぬめりや水垢は、「浮かせる収納」で解決
こまめに掃除をしていても、いつの間にか溜まってしまうぬめりや水垢。そのまま放っておくと悪臭の原因や雑菌の温床にもなります。カビになれば掃除の手間がかかるだけでなく、衛生面での懸念もあるため、水回りは汚れない仕組みをつくることが重要です。
ぬめりや水垢を予防するには、シンクや床に直接ものを置かず、浮かせた状態で収納することで、水が溜まらないようにするのが効果的です。ものを浮かせることで、ぬめりや水垢が予防でき、掃除の際にものを移動する手間も省けます。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■tower 蛇口にかけるスポンジ&ブラシホルダー | YAMAZAKI(山崎実業)
蛇口の根元を挟むようにしてかけることで、「スポンジホルダーがいつの間にかずれ落ちていた…」という悩みを解消。シリコンカバー付きなので、蛇口やシンクを傷つける心配もありません。また、シンクに接する面が少なく、ぬめりや水垢が溜まりにくい上、1つ1つを離して収納できる仕切り付きなので使い勝手も抜群。
■tower バスルームマルチバスケット | YAMAZAKI(山崎実業)
浴室乾燥用の物干し竿やお風呂に備え付けのタオルバーに引っ掛けて使えるバスルームバスケット。バスケット前面には、ボディータオルを引っ掛けるバーが付いています。また、付属のフックを使えば、洗顔用の泡立てネットなど小物もまとめて収納可能。深さのあるバスケットなので、お子さまのお風呂用のおもちゃの収納にも便利です。
■tower 引っ掛け風呂イス+マグネット&引っ掛け湯おけセット | YAMAZAKI(山崎実業)
お風呂の設計や利用シーンに合わせて収納の仕方を自由に選ぶことができる、風呂イス&湯おけセット。浴室の扉のハンドルやタオルバー、シャワーフックなどに掛けたり、マグネットで浴室壁面に浮かせて収納したり、収納方法は様々です。また、マグネットは埋め込みタイプになっているため、錆や色移りの心配もありません。
水回りの掃除は、「ついで掃除」がおすすめ
水回りの掃除が面倒に感じる理由としては、手や足が濡れることが挙げられます。そのため、水回りの掃除は、手が濡れているときに、ついでに行うのがおすすめです。
例えば、お風呂に入っているときにお風呂掃除、洗顔や歯磨きのついでに洗面所掃除、食器洗いの後にシンク掃除といったように、日常生活の流れで掃除をすることで、わざわざ掃除のために時間を割く必要がなくなります。
あくまで「ついで」なので、隅々まで掃除をする必要はなく、気がついた汚れだけさっと掃除する程度で大丈夫です。これを繰り返すことで、常に綺麗な状態がキープでき、1回1回の掃除の負荷も軽減されます。
掃除道具の使い勝手は、「収納場所」で変わる
繰り返しになりますが、汚れは時間が経つほどに落ちづらくなるため、気がついたときに取り除くのが理想です。しかし、掃除道具が近くになければ、「掃除道具を取りに行くのが面倒だから、明日でいいかな…」と後回しにしてしまうこともあるでしょう。
そのため、掃除道具は手を伸ばせばすぐに届くような場所に収納するのがおすすめです。例えば、わが家では、リビングのサイドボードの横に粘着クリーナー、洗面所の化粧台にコットンとメラミンスポンジ、洗濯機の横にフロアワイパーなど、部屋のあちこちに掃除道具を置いています。
最初から完璧な環境を作るのは難しいため、まずは、普段の暮らしの中で「掃除道具を取りにくのが面倒だな…」という場所から掃除道具を移動してみましょう。思ったよりも使い勝手がよくなければ、元の場所に戻し、使い勝手がいい場合は、粘着フックなどで固定し、さらに使い勝手を追求するとよいでしょう。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■コーナン オリジナル LIFELEX 粘着クリーナー KY21-6087 | コーナン商事
粘着テープ部分を隠すカバー一体型の清潔感あるデザインなので、置き場所に困りません。収納方法は、自立収納と引っ掛け収納の両方に対応。転がすと自動的にカバーが開くため、気がついたときにさっと使えます。
■ラムウールダスター ロング(70cm) | REDECKER(レデッカー)
1936年創業、ドイツの老舗メーカーが1点1点ハンドメイドで作る天然羊毛100%+天然木のダスター。軽く撫でるだけで、羊毛1本1本が細かいホコリを優しく絡め取るので、家具や棚はもちろん、テレビやパソコンなどの家電製品の掃除にも最適です。
■プレミアムモップ+モップクロスセット 30cm | MQ Duotex(エムキューデュオテックス)
髪の毛の1/120の超極細繊維がどんな凹凸にも入り込み、汚れや菌をしっかり取り除きます。ほんの少しの水と一緒に使うだけで、界面活性効果を発揮し強力に汚れを落としてくれるので、スプレーボトルと一緒に収納するのがおすすめ。
「動線を確保する」と、掃除が楽になる
掃除をしていると、「ものをどかすのが面倒だから、ここは明日でいいかな…」と後回しにしてしまう場所もあるでしょう。繰り返しになりますが、汚れは時間が経つほどに落ちづらくなります。簡単な拭き掃除で取れるホコリも、空気中の水分や油分がつくことで次第に重くなり、洗剤を使わないと取れない汚れに変わってしまいます。
落としづらい汚れをつくらないためには、掃除がしやすい環境をつくることがおすすめです。まずは、粘着フックなどを使って、床に置いてあるものを浮かせるようにしましょう。重さがあり、浮かせることが難しいものは、キャスターを付けて動かしやすくするだけでも、掃除がしやすくなります。
また、サイドボードやソファなど場所が固定されてしまう大型の家具については、あらかじめ掃除機のヘッドやフロアワイパーが入る分のスペースを確保して配置することで、「掃除ができなくて、数年分の汚れが溜まっている…」といった事態を防ぐことができます。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■tower キャスター付きケーブル収納ラック | YAMAZAKI(山崎実業)
ごちゃごちゃしがちなテレビやパソコン周りの整理に最適なケーブル収納ラック。大型サイズなので、LANケーブルや電源タップ、コード類はもちろん、モデムや外付けハードディスクなどもまとめて収納できます。スチール製なので、ラックの外側にマグネット付き電源タップを取り付けることも可能。また、キャスター付きなので、移動も簡単です。
■tower ハンドル付きスリムトイレラック | YAMAZAKI(山崎実業)
トイレットペーパーやトイレブラシ、洗剤、除菌シートなどトイレ用品をまとめて収納できるトイレラック。ハンドルとキャスターが付いているため、たくさん乗せても移動が簡単です。見せる収納と隠す収納、好みの収納方法に合わせてハンドルは自由に付け替え可能。幅13cmとスリムなフォルムなので、狭いトイレ空間はもちろん、 キッチンや洗面所などの隙間収納にもおすすめです。
■tower 洗濯機横マグネット収納ラック | YAMAZAKI(山崎実業)
強力マグネットで洗濯機の側面に着けるだけで、珪藻土マットやバスブーツ、洗濯用洗剤、洗濯ネット、掃除用具、小物などをまとめて収納。ごちゃごちゃしがちなランドリー周りも、これ1つで簡単に整頓できます。
洗濯の時短アイデア
洗濯は、「洗う」「干す」「たたむ」「しまう」と工程が多く、家事の中でも特に時間がかかってしまいます。しかし、工程が多いということは、省ける部分もたくさんあるということ。「こうでなければならない」という発想を変えるだけで、洗濯の手間を劇的に減らすことができます。
意外に知らない「洗濯機の予約機能」
洗濯にかかる所要時間は、洗濯機の機種によって異なりますが、「標準コース」で約40〜50分、「お急ぎコース」や「スピードコース」でも約20〜30分ほどかかります。そのため、起床後や帰宅後にスイッチを押して、ほかの家事や食事をしている間に洗濯機を回しているという方も多いでしょう。
しかし、仕事や育児に追われていると、うっかりスイッチを押し忘れてしまうことも。「翌日にすれば洗濯物の量がさらに増えてしまうけれど、洗濯が完了するまで待つ時間もない…」という悩みに直面した方も多いのではないでしょうか。
洗濯機の「予約機能」を使えば、忙しい時間にスイッチを押す手間が省けます。また、あらかじめ指定した時間に洗濯が完了するため、起床後や帰宅後すぐに洗濯物を干すことができます。最近ではほとんどの洗濯機に搭載されているので、一度確認してみてください。
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「洗剤を変える」だけで、洗濯が楽になる
「洗濯洗剤は、キャップやスプーンで計量してから使っている」という方も多いかもしれません。しかし、洗濯のたびに、ボトルや箱を開けて計量し、使い終わったら閉めて収納するのでは、効率が悪くなってしまいます。
計量不要でそのまま洗濯機に投入できる「ジェルボール」や、必要な量を片手でプッシュするだけの「プッシュ式容器」を使えば、面倒な計量や容器の開け閉めの手間が省ける上に、計量後の液だれを防ぐこともできます。
小さなお子さんがいて、「おしっこやうんちのたびに手洗いするのが大変…」という場合は、うんちなどの落ちにくい汚れにフォーカスした「Rinenna#1」や「neobaby 善玉菌酵素洗たく洗剤」がおすすめです。どちらも手洗い不要なので、洗濯の手間が省け、手洗いにより洋服が傷つく心配もなくなります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■押して計量詰め替えボトル スリムタイプ(600ml) | LEC(レック)
フタを開けてボトルを押すだけで、簡単に軽量ができる詰替ボトル。注ぎ口がカーブ形状になっているため、注ぎやすく、液だれも防いでくれます。
洗濯物の量は、「タオルの使い方」で変わる
大きくてかさばるバスタオルは、洗うときも干すときも場所を取り、さらに乾かすのにも時間がかかります。数日おきに洗濯するにしても、その間の保管に場所を取ってしまうため、お風呂上がりは、フェイスタオルを使うのがおすすめです。
バスタオルの場合、雨などで洗濯ができない日があると、1日ですぐに洗濯物が溜まってしまいますが、フェイスタオルなら2日ほど洗濯物を溜めても問題ありません。「フェイスタオルでは小さくて身体が拭きづらい…」という方には、バスタオルとフェイスタオルの中間サイズの「ビックフェイスタオル」や「ミニバスタオル」がおすすめです。
また、「コロナ禍で手洗いの頻度が増えたため、タオルの洗濯物が増えた…」という方も多いかもしれません。洗面所での手洗い後は、ペーパータオルを使うことで洗濯物の量を減らすことができます。さらに、ペーパータオルには、雑菌などが繁殖しづらく衛生的というメリットもあります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■ビッグフェイスタオル(40×100cm) | hiorie(ヒオリエ)
1日の最高販売数12万枚を誇る人気の日本製ホテルスタイルタオル。ふかふかのボリュームと抜群の吸水性が特長のタオルは、楽天ランキングで10年以上にわたり1位を獲得しています。バスタオルとフェイスタオルの中間サイズは、洗濯がかさばらず、部屋干しにもおすすめです。
■ミニバスタオル(50×100cm) | hiorie(ヒオリエ)
「バスタオルほどの大きさは必要ないけれど、ビッグフェイスタオルでは物足りない…」という方におすすめのミニバスタオル。バスタオルとビッグフェイスタオルの中間サイズで、お風呂上がりの身体や髪をしっかりしっかり拭くことができます。
Amazonでの取り扱いは、3枚セットです。
■Wall PT | ideaco(イデアコ)
まるで備え付けのインテリアのように空間に馴染み、便利に使えるペーパータオル用のウォールホルダー。シンプルなデザインなので、キッチンや洗面所はもちろん、家中どこでも場所を取らずに設置することができます。
「たたまない収納」には、時短以外のメリットも
洋服をハンガーで干し、乾いたらハンガーのままクローゼットに収納する「ハンガー収納」。これなら、たたむ手間が省け、洋服にシワがつかないため、アイロンがけも不要になり、一石二鳥です。
一方で、「収納に場所を取るため、生活に取り入れるのを躊躇している…」という方も多いのではないでしょうか。このような場合には、頻繁に着る洋服とシワがつきやすくアイロンがけが面倒な洋服だけでもハンガー収納にすると効果的です。
また、ハンガー収納は、自分が持っている洋服が一目でわかるため、着たい洋服が探しやすく、無駄な買い物を減らせるというメリットもあります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■MAWA(マワ)ハンガー 人体ハンガー | MAWA GmbH(マワ社)
1948年にドイツで創業した老舗ハンガーメーカーの人気商品。MAWAハンガー1番の特長は、その滑りにくさ。ノンスリップコーティング加工で、襟の開いたブラウスやキャミソール、レーヨンなど滑りやすい素材のトップスもしっかりホールドし、「いつの間にか洋服がクローゼットの中に落ちていた…」「洋服を取り出すときに隣の洋服が落ちてしまう…」という悩みを解消。厚み1cmとスリムなので、洋服がギュウギュウに詰まったクローゼットもスッキリ。人体に近い丸みを帯びた肩ラインになっている人体ハンガーは、通常のハンガーでは肩の出てしまうニットの型崩れを防止します。
■MAWA(マワ)ハンガー レディースハンガー | MAWA GmbH(マワ社)
レディースハンガーは、肩先の緩やかなカーブが、襟の開いたブラウスやキャミソールを美しくキープします。
洗濯の負担を減らすなら、「動線は最短距離」に
「洗う」「干す」「たたむ」「しまう」の工程は、できるだけ短い距離の中で行うのがおすすめです。例えば、一戸建ての場合、1階で洗った洗濯物を2階のベランダで干し、乾いたら1階のリビングでたたみ、1階のタンスと2階の子ども部屋にしまうという方も多いのではないでしょうか。
洗濯は、料理などほかの家事に比べ移動距離が長く工程も多いため、動線を最短距離にすることで、洗濯の時間がぐっと短くなります。洗濯機の場所は変えられないため、洗濯機を中心に、干す場所、たたむ場所、しまう場所を見直すとよいでしょう。
洗濯機からベランダまでの距離が遠い場合は、ベランダで干すのをやめて、洗濯機から一番近い部屋に除湿機をおき、洗濯物を干すのもおすすめです。移動時間が短くなるだけでなく、天候に関係なく毎日洗濯物が干せるというメリットもあります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■tower ランドリー室内干しハンガー | YAMAZAKI(山崎実業)
浴室の扉やドア、リビングのかもいに掛けるだけで、「浴室乾燥用の物干し竿だけじゃ足りない…」という悩みを解消。2つ並べて取り付けて、物干し竿やポールを渡せば、物干しスペースを拡張することもできます。
■tower 伸縮浴室扉前物干しハンガー | YAMAZAKI(山崎実業)
浴室扉の木枠に取り付けることで、浴室扉前が物干しスペースに早変わり。左右の固定部の下についているフックにはバッグや帽子、ストールなどを掛けることができ、壁付けで洋服の収納ハンガーとして使うのも便利です。
料理の時短アイデア
料理は、掃除や洗濯などほかの家事と異なり、面倒だからといって翌日に後回しにすることはできません。その上、1日3食作る必要があるため、家事の中で一番大変だと感じている方も多いかもしれません。料理の負担を減らすなら、キッチンを「使い勝手のよい環境」に変えましょう。
献立の悩みは、「日替わり定食」で解決
「買い物や調理の手間よりも、毎日の献立を考えるのが大変…」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。献立で悩まない方法としておすすめしたいのが、日替わり定食のように曜日ごとに献立を固定することです。
メニューで固定する方法(月曜日:魚定食、火曜日:中華定食、水曜日:カレー定食)や食材で固定する方法(月曜日:鶏肉、火曜日:豚肉、水曜日:魚)、調理方法で固定する方法(月曜日:炒め物定食、火曜日:揚げ物定食、水曜日:煮込み定食)など方法は様々なので、色々と試しながら自分たちの生活に合うものを探すとよいでしょう。
「自分で考えた献立では、栄養バランスの偏りや味付けのマンネリが気になる…」という方には、食事宅配がおすすめです。管理栄養士が監修したレシピと食材が届くサービスなら、献立に悩むことなく、栄養バランスのとれた食事を作ることができます。
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「調味料を変える」だけで、料理が楽になる
「調味料は、スプーンやカップで計量してから使っている」という方も多いかもしれません。しかし、調理のたびに、容器を開けて計量し、使い終わったら閉めて収納するのでは、効率が悪くなってしまいます。
計量不要の「キューブ」や「スティック」の調味料、片手で開閉できる「調味料入れ」を使えば、面倒な計量や容器の開け閉めの手間が省ける上に、計量スプーンやカップなどの洗い物を減らせるというメリットがあります。
キューブやスティックの調味料は、ぴったり小さじ1杯や大さじ1杯でない場合もありますが、お菓子作りなどでなければ、調味料の微妙な誤差が味に影響することは少ないでしょう。また、ニンニクや生姜はチューブタイプのものを使うことで、調理と洗い物の手間を省くことができます。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■電動ミル ソルトアンドペッパー ミニ 7932JP | Russell Hobbs(ラッセルホブス)
料理の種類や好みに合わせて挽き加減が調節できる電動ミル。片手で簡単に操作できるサイズなので、調理中でも手軽に使用できます。また、専用スタンド付きで、「使用後に残った粉末の掃除が面倒…」という悩みも解消。
調理をスムーズにする「出しっ放し収納」
料理は、掃除や洗濯などほかの家事に比べ移動距離が短いと思われがちですが、冷蔵庫から取り出した食材をシンクで洗い、調理台やコンロで調理して、棚から取り出した食器に盛り付けるといったように、キッチンの中をあちこち動き回る必要があります。
最小限の動きで調理を完了するためには、調理道具や調味料など毎日使う道具を「出しっ放し収納」に変えることがおすすめです。例えば、シンクの下のまな板を調理台の上、引き出しの中の調味料をコンロの横に配置するだけでも、調理手順を妨げ余計に時間がかかる工程を省くことができます。
また、粉末の調味料は計量スプーンと一緒にストッカーやジャーに入れることで、計量スプーンを取り出す手間が省ける上に、洗い物を減らせるというメリットがあります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■カッティングボード グランデ 32cm | Arte Legno(アルテレニョ)
イタリアのオリーブ産地、ウンブリア州産の樹齢200~300年の厳選されたオリーブのみを使用したカッティングボード。非常に強硬で安定感のある材質はナイフなどの傷がつきづらく、何年も使うことによって味わいが増していきます。まな板としての機能はもちろん、カットした食材を並べてそのまま食卓に出してもおしゃれです。
■tower コンロサイドラック | YAMAZAKI(山崎実業)
キッチンで使う大小様々なアイテムがまとめて収納できる多機能な大型ラック。中棚は左右どちらにでも設置することができるため、コンロの向きに左右されることなく使い勝手のよい配置で使用できます。付属のフックは、ラック内のフレームに取り付けたり、ラック外側の天板側面に取り付けたり、カスタマイズも自由自在。
■tower レンジフード調味料ラック 3段 | YAMAZAKI(山崎実業)
レンジフードに引っ掛けるだけで、レンジフード下が調味料やスパイスの収納スペースに早変わり。浮かせる収納だから、作業スペースもすっきりして、掃除も簡単。各段には滑りにくいシリコーンマットが付いているため、調味料が倒れる心配もありません。
食器は、「種類別の収納」がおすすめ
「食器の出し入れが面倒で、洗った後は水切りラックに出しっ放しにしている」という方も多いかもしれません。たしかに食器の出し入れの手間は省けますが、逆に水切りラックの掃除が面倒になってしまい、ぬめりや水垢が発生する原因にもなるため、食器については、出しっ放し収納はおすすめできません。
食器の出し入れの手間を省くなら、同じ種類の食器を重ねる「種類別の収納」が効果的です。茶碗、汁椀、平皿、大皿、小鉢など同じ種類ごとに食器を重ねて収納することで、食器を取り出すときに上に乗っている食器をどかす必要がなくなります。
違う種類の食器を重ねると、下にある食器が取り出しづらくなるため、できるだけ2種類以上の食器は重ねないのが理想です。違う種類の食器を重ねないと収納できないという場合は、あまり使わない食器を下にしましょう。
また、1年のうち数回しか使わないような食器については、食器棚の奥やシンクの下などに移動させるのもおすすめです。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■tower ディッシュストレージ | YAMAZAKI(山崎実業)
食器棚の中の収納スペースを増やしてくれる便利な収納アイテム。2段に分けることにより、取り出しやすく、たくさんの食器を収納することができます。また、逆さにして吊るして使えば、ラップや布巾のストック置き場など、収納ラックとして使うことも可能。
■tower ハンドル付きスリムグラス&マグ収納 | YAMAZAKI(山崎実業)
収納や整理に困るグラスやマグカップをまとめて収納できる便利なアイテム。キッチンの吊戸棚や食器棚など高い位置でも、ハンドルを握ってさっと引き出せるので、出し入れが簡単。グラスやマグカップの収納はもちろん、カトラリーケースやインスタントコーヒーなどの収納ケースとしても使うことができます。
「料理をしない」という選択肢
「そもそも料理を作るのが苦手で、どうしても時間がかかってしまう…」という方には、食材と調味料を入れ、スイッチを押すだけで料理が完成する「ほったらかし家電」や、調理済みのおかずが届く「食事宅配」などを取り入れるのがおすすめです。
「調理に時間はかけたくないけれど、まったく調理しないことにも罪悪感や抵抗感がある…」という場合は、食材の下処理が手早く簡単にできる「ブレンダー」や食器洗いの手間をなくす「食洗機」、カットされた食材とレシピがセットになった「ミールキット」など、一部の工程を楽にしてくれるアイテムやサービスを取り入れるだけでも、料理の時間がぐっと短くなります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■HEALSIO(ヘルシオ) ホットクック 2.4L(2〜6人用) KN-HW24G | SHARP(シャープ株式会社)
食材に含まれる水分を活用した水なし調理もできる自動調理器。材料を入れてスイッチを押すだけで、かきまぜも火加減もすべて自動でコントロールしてくれます。さらに、食材の衛生面に配慮しながら最大15時間の予約調理が可能なので、朝セットして帰宅時に熱々の夕食を食べることも、夜セットして起床後すぐに温かい味噌汁を飲むこともできます。
■ブラウン マルチクイック9 ハンドブレンダー | De’Longhi(デロンギ)
1台で7役(つぶす・混ぜる・刻む・泡立てる・スライス・千切り・こねる)に対応する多機能なハンドブレンダー。業界最大級500Wのパワフルモーターで、硬い食材もあっという間に攪拌できます。さらに、ボタンの握り具合によってスピード調節ができるため、スピードを切り替える際に反対の手を使う必要がなく、調理もスムーズ。
■食器洗い乾燥機 SS-M151 | siroca(シロカ)
水道工事不要ですぐに使える食器洗い乾燥機。コンパクトなサイズなので場所を取らず、キッチンのわずかな隙間を有効活用することができます。タイマーと4つの洗浄コース(標準・念入り・おいそぎ・ソフト)で、仕上がり時間も加減も自由自在。
■家具家電のサブスクリプションサービス「CLAS」 | 株式会社クラス
「気になる商品はあるものの、なかなか購入に踏み切れない…」という場合は、家具家電のサブスクリプションサービス「CLAS」がおすすめです。
CLASなら、月額440円から家具や家電が借りられるため、ほかのサブスクリプションサービスよりも初期費用を安く抑えることができます。また、最低利用期間や返却手数料はなく、ほかの商品との交換がいつでも無料でできるのも魅力。
さらに、通常使用の範囲であれば、ある程度の汚れや傷がついてしまっても、追加料金は一切かからないため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して利用することができます。
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買い物の時短アイデア
買い物は、ほかの家事に比べ移動距離が長く時間もかかるため、回数を減らすなど、とにかく移動距離を短くすることが重要です。
「週に一度のまとめ買い」には、時短以外のメリットも
手軽に取り入れることができ、時短効果も高い方法としておすすめしたいのが、買い物の回数を減らすことです。買い物は、自宅からお店までの往復時間だけでなく、レジに並ぶ時間や商品を袋詰めする時間など、一度行くと結構な時間がかかります。
そのため、週2〜3回の買い物を週1回に減らすだけでも、大幅な時短になります。また、買い物の回数が減れば、お金を使う機会も減るため、無駄な買い物を減らすことができます。さらに、家計簿をつける回数も週1回だけになるため、家計管理が楽になります。
お肉や野菜などの日持ちが心配な方は、「お肉は冷凍保存」「野菜は日持ちのしないものから使う」などの工夫で、十分にやりくりすることができます。また、最近は冷蔵庫の鮮度保持性能も上がり、野菜なら鮮度を保った状態で10日間保存できる機種も発売されているため、これを機に冷蔵庫の買い替えを検討してみるのもよいでしょう。
お店や買うものを「固定する」と、買い物がスムーズになる
「少しでもお金を節約するために、複数のスーパーを使い分けている」という方も多いかもしれません。たしかに生活費を節約することはできるかもしれませんが、仕事や育児で忙しい中、スーパーごとにチラシを確認し、複数のスーパーをはしごしていては、時間がいくらあっても足りません。
繰り返しになりますが、買い物は、レジに並ぶ時間や商品を袋詰めする時間など、一度行くと結構な時間がかかります。複数のスーパーをはしごすれば、移動の手間と余計な時間がかかってしまうため、買い物するお店は1店舗に固定するのがおすすめです。
また、牛乳や卵など決まって購入しているものは、毎回買うものとして固定しましょう。買うものが固定されていれば、「今週は何を買おう?」と悩む必要がなくなる上、入口からレジまでの回遊ルートを最適化することもできます。
「飲料水を買わない」だけで、買い物が楽になる
買い物の中で特に大変なのが、飲料水などの重たい荷物。「買い物の回数を減らしたいけれど、飲料水の持ち帰りがネックで、なかなか減らせない…」という方も多いかもしれません。
ウォーターサーバーを設置すれば、重たい飲料水をスーパーから自宅まで持ち帰る必要がなくなる上、災害時の備蓄水としても使えます。さらに、お湯を沸かす手間も省けるため、インスタントの味噌汁やスープ、来客時のお茶やコーヒーなどを準備するときにも便利です。
炭酸水をよく飲む方には、自宅で簡単に炭酸水が作れるソーダメーカーもおすすめです。ペットボトルのゴミを減らすことができるため、買い物とゴミ捨ての時短になります。
家事の時短を叶える、おすすめのアイテム
■Source v3 スターターキット | SodaStream(ソーダストリーム)
水を入れてスイッチを押すだけで、好みの強度の炭酸水が数秒でできるソーダメーカー。500mLペットボトル1本あたり約18円で炭酸水が作れ、買い物とゴミ捨ての手間もかかりません。プラダの香水ボトルなども手掛ける有名デザイナー“イヴ・ベアール”との共同開発モデルは、どんなインテリアにも馴染むシンプルでスタイリッシュなデザインです。
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「買い物に行かない」という選択肢
小さなお子さんがいて、「買い物に時間がかかってしまう…」という場合は、ネットスーパーでの買い物や食事宅配がおすすめです。子育て中のお母さん・お父さんを対象とした特典を用意しているサービスを使えば、お得に買い物ができます。
例えば、楽天市場(楽天西友ネットスーパー)の「ママ割」では、ママ割メンバー限定のポイントキャンペーンやクーポン、子どもの月齢に合わせた抽選プレゼントなどの特典が用意されています。また、有機野菜などの食事宅配「らでぃっしゅぼーや」では、妊娠期間中や3歳未満のお子さんがいる方を対象に、最大36ヶ月(156週間)配送料が無料になる「ベビー特典」が用意されています。