証券マンだった私が、投資で上手に資産形成していた「専業主婦&働きママ」が実践していた投資方法をまとめました。投資でうまくいっていた彼女たちに共通していたのは、「無理しない投資」でした。そんな「無理しない投資」で大切な「おすすめ金融商品&投資スタンス」と「証券会社の選び方」をご紹介します。
投資は、余裕資金で
証券会社時代や退職後に投資の相談を受けることが多かったのですが、その中で一番多い相談が、「どれくらいの金額から始めるのが良いか?」ということでした。
私がいつも言うことは、「余裕資金でやりましょう」ってことです。もう少し具体的にいうと、「目安として、貯金金額の2〜3割程度の金額」です。
例えば、貯金が100万円あったとして、仮にその半分を運用すると手元に残る資金は、50万円となります。急遽、入院しないといけなかったり、引越ししないといけなくなってしまった場合、手元資金では足らなくなる可能性があります。
特に入院に関しては、「高額療養費制度」を利用としても、一時的に立て替えなければならないケースがありますので、注意が必要です。
投資初心者は金融商品を選ぶのが最重要
投資初心者は、どの金融商品を選ぶのかが非常に重要になります。投資は、預金と異なり、損失を出すというリスクが伴います。それを回避したり、抑えるためには、「金融知識(金融商品の知識&相場理解)」と「メンタルのコントロール」が必要になります。
投資初心者は、これらの項目を全て網羅することは難しいので、なるべく「メンタルのコントロール」や「相場理解」を最小限に抑えるために、運用成績が安定する「金融商品」を選ぶことをおすすめします。
投資する上で知っておきたい主なリスク
初めて投資する人が知っておきたい主なリスクについてご紹介します。
・信用性リスク:金融商品の運用会社や発行元が破綻したり、経営上の問題によって、被るリスク
・流動性リスク:換金出来ないもしくは換金するのが難しくなるリスク
(この他にも、「カントリーリスク」や「地政学的リスク」などがあります。)
投資初心者におすすめな金融商品
世の中には、資産運用するための金融商品がたくさんあります。その中でも、投資初心者におすすめな金融商品の主な種類は下記の通りです。
現物株式【ミドルリスク(リターン)】
投資と言えば、「株式」と考える象徴的な金融商品が、現物株式です。現物株式は、「買い」の投資スタンスとなっており、今後株価が値上がりすることを期待して、投資します。
投資金額の範囲内で、損失を限定することができ、尚且つ株主優待を得ることができるので、比較的、初心者で始める人が多い商品でもあります。しかし、株式は、「投資する会社」の業績や企業情報で価格変動するだけでなく、「政府の政策」がその業種に与える影響が大きければ、大きな価格変動が想定されますし、外国の影響を受ける企業であれば、海外の動向も重要となってきます。
ー株式投資で知っておきたい情報収集サービスー
そのため、「日経新聞」や「海外メディア(Finacial TimesやBloomberg)」などから情報を収集することをおすすめします。
中でも、銘柄を探すのでおすすめなWebサイトが「株マップ.com」です。銘柄を探したい場合やいくつかの銘柄を分析したい場合におすすめです。無料会員でも、十分に投資する銘柄を判断するのに使えますが、有料会員になると、かなり詳細に分析することができるので、投資に慣れてきて、収益も出てきた時に有料会員も検討すると良いかもしれません。
また、企業の決算予測をWebで公開しているのが、「IFIS株予報」です。各企業の決算の進捗や今後の決算予想をしているので、投資を検討している企業の今後の予想を知りたい人におすすめです。
・海外市場の情報収集は、Financial TimesもしくはBloomberg。
・銘柄探しにおすすめなWebサービスは、「株マップ.com」。
・企業決算の予測を知って、投資企業を判断したい人におすすめなWebサービスは「IFIS株予報」。
債券【ローリスク(リターン)】
債券投資は、企業や国、そして地方公共団体が発行する債券に投資をすることです。債券は、発行してからの「期間」と「利率」が予め定められて、発行されます。債券の発行体が、破綻しない限り投資した金額に利息が付いて、元本が返済されます。
債券には、「国内債券」と「外国債券」があり、特に外国債券は、「円→外貨」、「外貨→円」に変換するタイミングで、為替変動リスクが伴うので、注意が必要です。
なお、既に外貨をどこかの銀行や証券会社で保有していて、他の金融機関の同一通貨で購入できる外国債券に投資したい場合は、リフティングチャージと呼ばれる手数料はかかりますが、外貨を他の金融機関に送金することは出来ますので、問合せをしてみてください。
また、元金と利息は円に転換して(金融機関では、「円転」と言います)受け取るか外貨のまま受け取るのかを決めることが出来ます。
・債券は、「期間」と「利率」が決まっている。
・外貨を保有している場合、他の金融機関であっても、外貨送金(手数料かかる)して、外国債券を購入することが可能。
・元金と利息は、「外貨のまま受け取る」か「円に転換して受け取る」ことが可能。
投資信託【ロー 〜 ハイリスク(リターン)】
投資信託(以下、「投信」と略します)には、「公社債投信」と「株式投信」に分かれます。前者は、公社債(国や地方公共団体が発行する債券と会社が発行する債券の総称)のみで運用する投資信託です。後者は、株式だけや公社債を織り交ぜて、運用する投資信託です。
公社債投信は、債券での運用のため、大幅なリターンやロスになることはありませんので、安定した運用成績を期待することが出来ます。
一方で、株式投信は、国内株式だけでなく、外国株式やヘッジファンドと呼ばれるレバレッジを効かせた運用を行う機関に投資するものもあり、ローリスク(ローリターン)なものからハイリスク(ハイリターン)のものまで幅広くあります。
ー運用実績の良い投資信託選びにおすすめなサービスー
金融機関の人間も参考にするのが、「モーニングスター」です。モーニングスターは、運用実績の良い投資信託をチェックすることが出来ます。しかも、期間ごとの運用リターンを一瞬でわかるので、初心者の人にもおすすめです。
ー営業担当から購入する投資信託は・・・ー
大手金融機関や営業マンが営業する投資信託は、上昇トレンドから2〜3ヶ月ほど遅れた商品である傾向があったり、購入手数料が高いために損益分岐までに時間がかかってしまう利益が出づらい商品が多いです。
特に、その営業マンが30代後半以降であれば、ただ単に会社の言いなり商品(=手数料が高く、営業成績に反映しやすい商品)である可能性があります。というのも、私が勤めていた大手金融機関Mやそれ以外の金融機関の営業マンで、営業店に残っている年配の営業マンは、金融の勉強をしていないので、お客さんを儲けさせる仕事が出来ないため、営業店に残っているんです。
むしろ、若手の時からよく勉強していて、お客さんからの信頼が厚い営業マンは、早い段階で本社勤務となるか、金融機関から離れます。後者の理由は、勉強すればするほど、金融機関の営業マンでお客さんを資産運用で儲けさせることが難しいことに気づくからです。
なので、特に年配の営業マンから購入するのはおすすめしません。
・投信を見つけるおすすめサービスは「モーニングスター」
・金融機関の営業マンからの投信購入はおすすめしない。
外貨預金
日本の銀行の定期預金の利率でも、平均で0.01〜0.02%と置いておいても増えません。そこで、外貨預金であれば、日本の銀行で円預金するよりは、利率を高く取ることが出来ます。
特におすすめな通貨は、「豪ドル」です。ただし、為替の変動リスクが大きいので、安易に円転するのではなく、満期になったとしても、タイミングを見計って、円から豪ドルに変えた時のレートよりも、円安に振れたタイミングでの円転を決めてください。
また、外貨預金は1ヶ月物の定期預金の場合、比較的高い利率を獲得出来ます。しかし注意が必要なのは、あくまでもこの商品は、金融機関としてはアカウント(口座)を開設する口実でしかないので、その後の商品購入は、慎重に選ぶようにしましょう。
・おすすめの外貨は、「豪ドル」。しかし、為替レートの変動が大きいので、円転する時は気を付けて。
・1ヶ月物の外貨定期預金は利率が高い。でも、金融機関の口座開設のための呼水なので、その後の商品は慎重に。
投資初心者が注意したい金融商品
FX投資
広告やCMなどで、短期で高額利益が獲得できると思ってしまい、投資初心者が飛びつくのが、「FX」です。多くの人が早期で離脱するのが、「資金管理が出来ないこと」と「テクニカル分析」や「ファンダメンタルズ分析」を理解せずに、大金を投入してしまうことです。
短期で儲けたいということでFX投資を始めるのではなく、小さな金額から始めて、勉強しながら儲け方を見つけていくというスタンスで始めて行った方が良いと思います。
ーおすすめFXサービスー
今からすぐにFXを始めたいという人におすすめなサービスが「DMM FX」です。最短、1時間で口座開設が完了し、すぐに始められます。他のFXサービスだと、最短でも2〜3日程度かかるのが普通です。
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仕組み債
証券会社では、「債券」と言っても、非常にリスクが高い商品もあります。その中でも、債券という名前が付いているにも関わらず、非常に損失が大きくなってしまうのが「仕組み債」と呼ばれる商品です。
この仕組み債は、デリバティブ取引を組み込んだ複雑な商品となっています。この商品は、「日経平均」や「特定の株式」を指標としており、その指標に対して、購入時に決められた「基準価格」を「時価」が下回ってしまうと、元本を大きく割り込んでしまい、かつ利息も大幅に減ってしまいます。
しかもこの商品がおすすめ出来ない理由は、「流動性リスク」が大きい、すなわち売却が容易に出来ないということです。もし、この商品を提案された場合は、投資初心者は断った方が良い商品です。
頭と尻尾はくれてやれ!
「頭と尻尾はくれてやれ」の名言は、投資初心者が意識しておきたい考えの一つです。これは、投資の出入り口のタイミングにこだわりすぎるなと言うことです。
投資をすると最大限の利益幅を取りたいと思うかもしれません。そのため、なるべく「底値(高値)で買って(売って)、高値(底値)で売る(買い戻す)」ことを念頭に入れますが、そうすると逆に利益幅が小さくなったり、損失が大きくなることがあると言う教訓です。
投資の出入り口に一喜一憂するのではなく、予想していたシナリオと実際の結果に思考を働かせてください。
金融商品への投資後の「メンタリティ」も大事
私自身も、現在、株式投資とFX投資、投信投資を行っていますが、それぞれの商品で投資後の「メンタリティ」が変わりますが、共通する部分もあります。そこで、いずれの金融商品にも共通するメンタリティをご紹介します。
「出口(Exit)戦略」を持つ
これまで、証券マン時代にも、そして自身の投資経験でも大事だなと思うのが、どのタイミングでエグジットするのかということです。
個人的には、「利幅」と「損失幅」を決めて、投資するのをおすすめします。というのも、証券マン時代に、「塩漬け」状態の株式や投信を持っているお客さんが多くいました。
その人たちに共通するのが、「いくらつけたら、エグジットする」ということを決めていませんでした。要するに、専門用語でいう「利食い」と「損切り」のラインを決めていないということです。
そのため、損失が出ても、「もしかしたら上がるかも」という淡い期待を持って保有し続けてしまいます。ですので、必ず、「どのタイミングでエグジットする」のかは決めておきましょう。
「損」を取り戻そうとしない
意外にも、多くの投資離脱者が陥るのが、「損を取り戻すために、取引回数を増やしたり、投資商品を増やそうとする」傾向にあります。「損切り」したり、「含み損」を抱えたりしても、無理に取引回数を増やしたり、投資商品を増やさずに、一度冷静に「場」を離れるようにすることがおすすめです。
「損」をすると、副腎から放出される「コルチゾール」というストレスホルモンが増加するとの報告も出ているようです。「損」をすることは、ストレスを抱えることでもあるので、一旦、そのストレスから解放されるために、一旦取引を止めるか、考えないようにすることも必要です。
・「損」を取り戻すために、「取引」を増やさない
投資初心者が「証券会社」を選ぶ時に見極めたいポイント
投資を始める上で、どの証券会社を選ぶのかというのは、非常に重要なポイントとなります。特に、子育てママが投資を始めると考えると下記のような状況での投資になるかなと思います。
・子育て中のため、頻繁に、相場やマーケット情報を確認することが出来ない
・子育てイベントを考えるとなるべくリスクが低い商品を選びたい
大手証券会社とネット証券会社の違いとは
上の状況を踏まえた上で、証券会社についてご紹介します。証券会社には、主に「営業担当型証券会社」と「ネット証券」があります。
ー営業担当型証券会社(大手証券会社)ー
「営業担当型証券会社」は、N証券やD証券、M証券などのように、大手証券会社と言われています。私もこのうちの一つの企業に属していましたが、この証券会社のターゲットとするお客様は、金融資産1億円以上の富裕層と呼ばれる人です。
そのため、仮にこれらの証券会社で口座開設したとしても、「営業マンが付かない」か「営業マンが付いたとしても、あまり時間は割いてもらえない」ことになります。というのも、証券会社は、取引金額の数%が手数料収入となるため、取引金額が小さいと相手にしてもらえません。
私が勤めていた証券会社では、20〜40代の主婦や子育てママに対しては、口座開設から数年経過した時点で、「サポートセンター顧客」に移行していました。要するに、営業マンは付かずに、コールセンターでの対応にシフトさせるという体制になっていたんです。そのため、営業マンからの連絡なしで、そのような対応になっていたので、クレームがバンバン鳴っていました。
また、特徴としては、下記のような特徴があります。
・投資銀行が強いため、債券やIPO・PO案件が多い
・投資信託の本数や取り扱い可能な外国株式の種類が多い
・ネットやアプリでの取引は、UI・UXが整っていないため、使いづらい
・良い営業マンにあたれば、良い金融情報を入手できる
(しかし、出来る営業マンは、すぐに本社勤務やヘッドハンティングで退職するので、出会う可能性はかなり低い)
ーネット証券会社ー
一方でネット証券は、担当者は付きませんが、手数料が安く、口座開設までに時間がかかりません。また、ネットやアプリのUI・UXがよく、使いやすい仕様になっています。ただし、ネット証券でも、使いやすさには、かなり幅がありますので、デモサイトやデモアプリなどを見てみるのがおすすめです。
最近は、投信の本数や債券、IPO・POの案件も増加傾向にあります。また、アナリストやリサーチャーのレポートや動画も頻繁に上がっているので、情報を掴みやすいという利点もあります。
・最近は、投信の本数や債券、IPO・PO案件が増えてきた
・ネットやアプリが使いやすい
・アナリストやリサーチャーのレポートや動画から情報収集しやすい
総合的に判断すると、手数料が安く、ネットやアプリのUI・UXデザインが良くて使いやすい「ネット証券」がおすすめです。
ネット証券を見極めるポイント
手数料の安さ
手数料には、「1約定制」と「1日定額制」があります。
「1約定制」は、一回の約定(売買成立)にかかる手数料の制度です。また、「1日定額制」は、1日に何度取引をしても、定額の手数料となる制度です。1日に何度も取引をする「デイトレーダー」向けの制度と言えます。
ー投資初心者におすすめな「手数料が安いネット証券」ー
・米国株式の取引手数料が無料
・1ヶ月間、「国内株式取引手数料」が無料
・毎月抽選で2,000円キャッシュバックキャンペーン実施中
・信用取引の信用金利も業界安値
DMM株は、最短で即日取引開始なのも、メリットです。すぐに、取引を始めたい方におすすめです。
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投信の取扱本数
以前は、投資信託の取り扱いが少なかったのですが、最近では、大手証券会社と並ぶほどの取り扱い数になっています。また、iDECOやNISAに対応した投資信託の取り扱いも増えています。
ー投資初心者におすすめな「投信の取扱が多いネット証券」ー
・国内株式の1日の約定代金の合計が100万円までは、手数料無料
・1ヶ月間、「国内株式取引手数料」が無料
・口座開設数、ネット証券No. 1
・買付手数料がかからない「IPO・PO」の案件数、ネット証券No.1
・Tポイントが貯まる・使える・運用出来る
口座開設までの流れや注文方法がわからない投資初心者の人におすすめなのが、電話でサポートが受けられるSBI証券の仲介会社である「ネクシィズ・トレード」からのSBI証券の口座開設です。
証券会社の口座は、銀行の口座と異なります。そのため、文面ではわからないと感じる人も多く、電話サポートが受けられるというのは、とてもメリットです。投資が初めてで、電話サポートを受けながら、口座開設などを進めて行きたい人におすすめです。
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気軽に始められるクレカを使った資産運用
最近では、クレジットカードのポイントやクレカ決済で毎月積立運用をするサービスも増えています。特に、その中でも、ポイント運用もできて、しかも毎月、クレカ決済で投信などの金融商品を積立できる「楽天カード(楽天証券)」がおすすめです。
楽天カードの中でも、特に「楽天プレミアムカード」がおすすめです。ポイント還元率が高く、しかも付帯保険も充実しています!
クレカを使った資産運用についての詳細は下のリンク記事で解説していますので、ご参考にしてください!
投資初心者におすすめな評価が高い投資信託
投資信託は、数えられないくらい金融市場で運用されています。その中でも、運用成績が安定している投資信託は、投資初心者にはおすすめです。そこで、投資初心者におすすめな投信をご紹介します。
【国際株式】ベイリー・ギフォード世界長期成長株F (愛称 : ロイヤル・マイル)
運用開始から倍以上の運用実績を上げている投資信託です。この投信は、MSCIオールカントリーワールドインデックス(指数のチャート)をベンチマーク(目安)として運用されていますが、設定以来のリターン率は、遥かに上回っています。
(参考)運用実績【モーニングスター】:https://portal.morningstarjp.com/FundData/SnapShot.do?fnc=2019013106
コロナ禍においても、過去1年では、運用益(2021年3月現在)を出しています。その理由となっているが、組み入れている企業および業界が、「一般消費財・サービス」、「情報技術」、「コミュニケーション・サービス」と行ったコロナ禍でも必要とされる商品・サービスを取り扱うものであることです。
もう少し、具体的にどんな企業に投資しているのかを見ていくと下記のような企業に主に投資しています。みなさんも馴染みがあったり、聞いたことがある企業が多いと思います。
・アリババ・グループ
・テスラ
・テンセント
・ネットフリックス (他多数です)
この投信は、先ほど投資初心者におすすめなネット証券でもご紹介した「SBI証券」で購入可能です。
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投資のソムリエ
投資のソムリエは、「REIT(不動産)」や「国内外の公社債」で運用しているため、安定的な運用実績があります。コロナ禍なので、大幅な下落をリスクと感じている人にとっては、おすすめです。
この投資信託のコンセプトとして、急激な投資環境の変化にも対応するために、投資対象を機動的に変更するなどして、基準価額の安定に努めていることが安定性に繋がっています。
その例として、コロナの感染者が出た昨年末(2020年末)以降、急激に「現金」の組み入れを増やしています。以前は、投信を運営するファンドは、「ファンドのコンセプトに合った株式や債券」を必ずと言っていいほど、運用しなければならならず、下落していようが、現金に資産を切り替えることを半ば、許されていないような状況がありました。
最近では、この「投資のソムリエ」のように、急激な投資環境の変動に対して、機動的に「現金」に切り替えて、資産を守るファンドも増えてきています。
(参考)運用実績【モーニングスター】:https://portal.morningstarjp.com/FundData/SnapShot.do?fnc=2012102602
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